木村真紀ブログきむらまきのSottoブログ... 以前のブログはこちら

今年最後の配信ライブ

なんということでしょう。
二年間も このブログを放置していたなんて💧💧💧
その一番の理由は ログインの仕方がわからなくなっちゃっっったこと😭
放置してる間にサイトにちょっとした不具合も見つかり…
あっというまに2年。。。
2年って こんなにあっという間なの?
絶句。
こりゃ本当に、あっという間に人生終わりますぞ。。。
わたしをまだ覚えていて、今これを読んでくださっているあなたに
こころからの感謝を❤️

みなさまはお元気でいらっしゃいますか?
今年はもうコロナのやつに振り回され、吹き飛ばされ
大変な年となりましたね。
我が家は、二月のうちに、3月から8月までに入っていたお仕事、コンサートが
まっっっ白に 全部キャンセルになりました。
ええ。夫婦揃ってでござるよ!
ぎゃーっ こりゃどうなるの?
家賃払えなくなるよね。
緊急事態でありました。
しかし夫は、なぜか悠然としていて
『好きで選んだこの仕事、この働き方。こんな時もある。』と。
悠然と毎日家にいらっしゃる。ぎゃんっ
だけどね
ちょっと 見直した。
いやほんとはすごく 見直した。
この人やっぱ 信頼できる❤️
と思ったわたしも かなり変。
変な夫婦でございまするるる。

わたしは 自分の終わりを強く意識して、今やるべききこと、やりたいことを
やるぞ!と夢中になりました。
YouTubeチャンネルを作って 毎日弾き語りで曲をアップ!
そして半月で 挫折!
だって続けてると、家が崩壊するんだもん。
きゃはは やっぱり あたしは あたしだ。
と認識いたしました。

そしてね
強くなりたい!と思いました。
いや 隠していた強さを 隠すのをやめることにしたのです。
いや十分強いって見えてたけどって?
くふふっ
でもね まだまだ隠してました。
それをあらわにすると だれかに恨まれたり嫌われたりするのが 怖かったから。
トラウマってやつですかねえ。
わかりません。
みんなに好かれたい卑怯者だったのかもねえ。
みんなには 好かれないけどねえ。

今年はそんなことをやっていて七転び八起きな日々でありました。
そしてふしぎと 必要は満たされ 今日まで生きることができた。
すごい恵です。

さて 本日は今年最後の配信ライブ。
なんと無料です✨
配信ライブのむずかしさにも七転八倒の一年でした。
まず、自分を見る!っちゅー 苦行。。。
よかったら のぞきにいらしてくださいね。
ここからご視聴いただけます。
https://www.youtube.com/channel/UC9oG2uXTSUKWYcYrbsyNQLA?view_as=subscriber
スマホなら、イヤホンをおすすめいたします。

これは明日読んで うっそー!終わっちゃってるじゃん!と思った方
アーカイブ 今年いっぱい残しますので お暇なときにのぞいてくださいね。
来年になって読んでくださった方
ごめーん!

お別れ

ここがすき。

やっぱり私は ここがすきだ って
しみじみ噛みしめた4日間。

義母とのお別れに 大分に帰った。
昔は一年に何度も帰っていた夫の実家。
子どもたちが大きくなるにつれ、予定が全く合わなくなり
大分までの移動にかかる経費も大きくなり、こちらも年を重ね
5人揃って帰ったのはいつだったか、思い出せないくらい。
私が最後に母に会ったのは、もう3年前。
娘の結婚式に横浜に来ることも叶わず、思えばもう3年も
そう 3年も 会えてなかったのだ。
(一年の短さを痛感)

最後の時を兄と姉とその家族が看取ってくれました。
ずーっと 家で介護してくれていたのです。とても手厚く。

危篤の連絡を受けても、駆け戻ることもできず。
早朝に出発しても、出棺に間に合うのかギリギリで戻った私たちを
母は静かに迎えてくれた。
見覚えのある着物を着せてもらって お化粧も綺麗に整えられて
穏やかに眠るように布団の中の母。
情けなくて合わせる顔もなく ただ申し訳なく そっと枕元に座る私に
『おお やっと来たんか。なんとか間に合うて よかったな』…と
そう言ってくれたのだろうか。

あんまり私が泣くものだから、姉が気を使ってくれて…(みんなに気を使わせてしまうばかり)
『真紀さん 着物を直してやって』…と。
久しぶりに触れた母のからだは 小さく 冷たかったけれど
母の尊厳に溢れ 紛れもなく母だった。

その晩 最後にそばにいられなかった、私たち家族ともうひと家族
孫4 人とひ孫1人を含む7人で母のそばに泊まることになった。
みなさんが帰られ、わずかばかりの片付けが終わると、3年生のひ孫ちゃんのショーが始まった。
なんと、アバの名曲を3曲、踊りながら歌ってくれた。
そのうまいこと チャーミングなこと🌟すごかっっった🌟
この最高のステージを いちばん喜んだのは 言うまでもなく母だったでしょう。

夜は更にふけ、布団を重ね合うように床についた…途端
私は気を失ったみたいに 爆睡。。。
ほんっとに 何ちゅう嫁だ!

けれど
朝目覚めた時、昨夜までのひりひりジリジリと焼けるようだった胸が
スーッと 穏やかな安らぎ に 包まれていた。
やっぱり母はあの時
『おお やーっと来たんか。なんとか間に合うて よかったな』…と
そう言ってくれたんだ。
大いなる ゆるし。

お母さん
ただただお世話になり 助けていただいた30年間でした。
いったい何箱の荷物を送っていただいたことでしょう。
美味しい手作りの品々。
魚 みかん ポンカン お味噌 ごまだし それにお餅。
お母さんのあんこ餅より美味しい食べ物を知りません。

本当に 本当に ありがとうございました。
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KIMURA MAKI Profile

きむらまき写真

大学在学中からスタジオミュージシャンとして活動。CM、ゲーム、アニメ音楽など様々なジャンルを歌いこなす『七色ヴォイス』。もののけ姫『えぼしたたらうた』NHKおかあさんといっしょ『ぱわわぷ体操』ゲームアヌビス「Z・O・E」など作品多数。

結婚出産後、3枚のアルバムをリリース。一筋縄ではいかない日常をキラキラと…せつなく、やさしくうたうコンサートは、幅広い世代に共感を呼んでいる。

2011年『響き合いプロジェクト』を立ち上げ、『仮設がなくなるまで!』を合い言葉に今も東北復興支援継続中。復興応援CD『祈り/わたしはひまわり』をリリース。利益をすべて復興支援に寄付している。

東京音楽大学作曲専攻。2016年度松蔭大学生活心理学科非常勤講師も務める。

プロフィール詳細・活動履歴

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