第26話 なごみ邸 浴衣deコンサート
7月30日土曜日
なごみ邸で 浴衣deコンサートを開催しました。
着物は着てみたいけれど なかなか…
そんな方でも 浴衣なら 持っているし
なんとか自分で着られるし…
そういう方も多いのではないかと思い
今回は 着物…ではなく 浴衣deコンサートとしました。
といっても
私は 絽の着物を着ました。
お客様をお迎えするのに 少し華やかなほうがいいかな?
と思ったもので…。
いつもこのコンサートにいらしてくださる
『着物倶楽部』さんで見つけた 青い地に萩の柄のアンティーク…。
なんか艶っぽくて涼しげ。
柄に使われている水色の絽つづれの帯をあわせたらぴったり。
そう思ってはおってみると んん?
いまいち色が似合わない?
あーでも 今日 どすっぴんだから
お化粧したら なんとかなるかな?
とても安くしていただき それを着ることにしたのですが
実際 本番直前 あわただしく着付けてみると……
ありゃ やっぱりあんまり 似合わない…??
しかしもうタイムリミット!
しゃーない これでいっちゃいましょう…というかんじでした。
なんだかねえ…
そう 私と同い年の演歌歌手の方が 地域の敬老会の催しに呼ばれ
振袖でうたっていらしたのだけれど
それを 思い出しました。
いや その方は似合っていらしたのだけれど
…でも…
そう かえって老けて見えるんだな。そうそう。(涙)
やっぱり アンティークの着こなしって むずかしいですね。
若いときなら 悩みなくすっきり着こなせるのにねえ。
とほほ…。
月曜日は 数ヶ月ぶりに 町田天満宮の骨董市。
いつもちらしをくばらせていただくお礼かたがた顔見せに。
でも『おー なんだ生きてたの?』なんて言われてしまった。
『ううん ごめんね ご無沙汰で…』
ともぞもぞ…。
ってゆーか
もう 顔見せたって 前みたいに 高いもの買えないもの。(涙)
その日も おばさまたちが
お財布をうならせて物色していらっしゃいました。
龍村の帯 ほぼ新品 10万円。
高いけど素敵で 安い!
でも私には とても手がでましぇーーーん。
おばさま曰く
『お金ならあるのよ!』
わお 一生に一度くらい 言ってみたいもんだ。
でも お金なくたって 細々と でもおしゃれに…
楽しみますともさあ!
木村 真紀 (2011年8月2日)
posted: 2011.08.02