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  <title>木村真紀 Official Website第4話　着付け教室 (前編) &#8211; 木村真紀 Official Website</title>
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  <description>にじいろヴォイスシンガー＆ソングライター木村真紀。こころにそっと寄り添うピュアボイスで、母として人として、さまざま思いを歌う。コンサートのご依頼もお気軽に。</description>
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    <title>第4話　着付け教室 (前編)</title>
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    <pubDate>Mon, 05 Jul 2010 15:00:10 +0000</pubDate>
    
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    <description><![CDATA[ともかく自分で着物を着たい！ ある日そう思ってからの私の行動は　早かった。 いつもそうなら　ミュージシャンとして もすこし売れたかもしれないのにねえ（苦笑）。 &#160; 時々着物を着ていらっしゃる知り合いのご婦人に 『着付けを教えてください』と　突然電話。 『私はまったくの自己流よ』とおっしゃる … <span class="txt-more">(more)</span>]]></description>
        <content:encoded><![CDATA[<p><img src="http://kimuramaki.com/wp-content/uploads/2017/05/-e7-9d-80-e7-89-a9-e3-82-b3-e3-83-a9-e3-83-a04.jpg" alt="" /></p>
<p>ともかく自分で着物を着たい！<br />
ある日そう思ってからの私の行動は　早かった。<br />
いつもそうなら　ミュージシャンとして<br />
もすこし売れたかもしれないのにねえ（苦笑）。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>時々着物を着ていらっしゃる知り合いのご婦人に<br />
『着付けを教えてください』と　突然電話。<br />
『私はまったくの自己流よ』とおっしゃるその方に<br />
もうなにがなんでも教えて！と一歩も引かず<br />
数日後には　着物一式持って押しかけた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>姿見を用意して待っていてくださったその方に<br />
まず一度　着付けていただき それを脱いで　今度は自分で着てみる。<br />
これでどうにかこうにか　着ることができてしまったんですね。<br />
もちろんそばについて　声をかけていただきながら　ですけどね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>筋がいい。 そう褒めていただいたのに気をよくして<br />
（なにせ単細胞なので）<br />
その数日後には　家でひとりで着付けて<br />
親友であるイラストレーター　朝倉めぐみさん、 メグの個展を見に鎌倉へと　出かけてしまったのです。<br />
…といっても　さあ帯！ってときには<br />
叫び声につられて寄って来た娘に助けてもらいましたが。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>今思えば　どんな着方だったか　冷や汗もの。<br />
でもとにかく　着たい一心でがむしゃらに　突き進んだわけです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それからは　デパートの呉服売り場で時々催される<br />
着付けの実演を　穴のあくほど　繰り返し見たり<br />
<strong>森田空美さん</strong>の本についているDVDを見たりして<br />
日々　精進。 結構きれいに着られるようになっていたのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>だけど…<br />
ここまで時間もお金もつぎこんだんだから…。<br />
人に着付けたり　教えたり　そんなこともやってみたい。</p>
<p>物足りなくなったわたしは　ついに<br />
着付け教室ってところへいってみようか　…<br />
そう思ってしまったのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>でも　いい噂は聞かない。<br />
とにかく着物を買わされる怖い所。<br />
そんなイメージは　ないわけではなかったんだけれど<br />
ええいっ　毒を食らえば皿まで！と 飛び込んだのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>まさに　鴨ネギちゃん。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>大きな所より　地元の中堅どころのほうが<br />
着物を買わされる率も低いかなと思ったのですが<br />
それは大きな誤算でした。</p>
<p>まず　あなた筋がいいから（またまたコロリ）<br />
インターンコースで勉強して　ここの講師にならない？<br />
そのほうがずっと料金も安くなるから…<br />
まああの手この手の勧誘にまんまとのっかり<br />
インターンコースで契約。<br />
その教室の扱う和装小物一式から　講師としての看板料まで<br />
全部で50万近い金額。<br />
だけど　そう　毒を食らえば皿まで！！<br />
こわそっ　と思いながら　いけいけでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そして確かに　おもしろかった。むちゃくちゃに。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>まずは着物　帯を着付けやすいように畳んで<br />
着付ける順に重ねて　準備。<br />
下着　補正の付け方も一からやりなおし、<br />
準備が整ったら　手をついてご挨拶から。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>私は　普段自由気ままに生きているようでいて…<br />
いや　だからこそ？<br />
こういう決まり事をきちっとなぞるやり方が<br />
おもしろくて　きもちいい。<br />
先生と一対一でのお稽古は　瞬く間に過ぎ<br />
夢中になりました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>普通科の終了試験は　留袖の自装（自分で着付け）20分…だったかな！？<br />
それと留袖の他装（人に着付ける）15分。<br />
毎日　家で　タイマーをかけて特訓。<br />
無駄な動きを排除して　静かに　きれいに　ひと手で。<br />
真夏の暑い中　クーラーぎんぎんにして練習する私に<br />
『えらいね』と<br />
おちびからお褒めの言葉をいただくひたむきさでした（笑）。</p>
<p>なんとか合格。そして高等科へ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>今度は　数人のグループレッスン。<br />
お互いがモデルとなって　振り袖の着付けの練習です。<br />
よーしっ　これで娘に振り袖　着せられるぞおっ。<br />
希望はふくらみましたが　お財布はからっぽに。<br />
『絶対欠席はだめよ』のお言葉とともに<br />
季節ごとに開かれる展示会。</p>
<p>色々な着物を見て　作家の先生にお話を伺える勉強のチャンス！<br />
ってことになってるのだけれど<br />
まあ要するに　教室が　着物展示会場となり<br />
ひとたび足を踏み入れれば　手ぶらでは帰れない。<br />
そういう所でありました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そこで先生　と呼ばれていたのは<br />
他の場所でも面識のある　大きな問屋のおにいさん。<br />
うわあっ　ここでは値引き交渉なしじゃんっ！！<br />
と　目が点になる値段でしたが　先生方はにこやかに<br />
『こんな値段じゃ　買えないわよー』とのたまう。<br />
う　うんたしかに　こんな値段じゃ　高くてとても買えない！<br />
なのに　買ってしまうんだねえ　これが。<br />
ひそやかに　隅の方で<br />
『買っておかないと　講師になってから　ずーーっと言われるわよ』<br />
という　背中が冷たくなるようなお言葉に　あとずさりしながら…ねえ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それでも　日々のお稽古は楽しく<br />
先生の手は　魔法のように　しわくちゃなところなど<br />
すっと触ると　きれいにぴしっと整う。<br />
ん　やっぱこうなりたい。　ここまで来たからには！</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そう思っていた年の瀬　教室から封筒が。<br />
中を開けると　紙ペラ一枚。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>えーーーーーっ？？ あり得ない事態が。</p>
<p>つづきはまた　この次とさせていただきましょう。<br />
&nbsp;</p>
<p>木村 真紀 （2010年7月06日）</p>
<p>&nbsp;<br />
&nbsp;</p>
<h3 class="h3_kimonoCommnet">【木村真紀流】 おきもの解説</h3>
<p><strong>森田空美さん</strong></p>
<p>着物研究家。<br />
『和楽』ほか雑誌や撮影現場での着付けで活躍。<br />
スーツの中にもとけ込む都会的なコーディネイトが話題になっている。</p>
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